妊娠中 葉酸 必要 なぜ

妊娠中に葉酸を摂取すべき理由は、葉酸には母子ともに重要な役割があるからです。

 

胎児…脳や神経系を発達させるのにとても重要。摂取することで先天性異常のリスクを低減できる。
母体…赤血球を作って貧血を防止。血液成分からできる母乳の出を良くする。

 

妊娠中に葉酸が不足してしまうと、上記のような様々な危険性があります。
妊娠を計画している女性に、厚生労働省でも葉酸を1日あたり400μg(=0.4mg)の摂取を推奨しています。2002年から母子手帳にもこれが記載されています。
葉酸は細胞分裂をするのに欠かせない栄養素なので、受胎後に胎児の細胞分裂が盛んになる2週間〜1ヶ月後の時期に摂取することが良いとされています。しかし、およそ6割の女性が予定外の妊娠をしていて、産婦人科を訪れたときに初めて妊娠を知ることがほとんどです。

 

・葉酸が必要な期間
赤ちゃんの障害は多くの場合、妊娠初期の12週頃までに正常に細胞分裂が行われないことで起こります。赤ちゃんの大事な器官は、妊娠4週〜7週の頃にすごい早さで成長します。この妊娠後12週までが、葉酸の摂取が必要な期間だと言えます。
妊娠を計画している人であれば、妊娠4週間前からの摂取が望ましいです。これは上記でも触れたように、妊娠に気付いてから葉酸を摂取しだしても、赤ちゃんの先天性異常に関わる時期を過ぎてしまい、異常のリスクを低減できる機会を逃してしまうことが理由です。

 

・葉酸で神経管閉鎖障害を予防する
胎児の脳や神経系の発達のためには、重要な役割のある葉酸は欠かせません。
葉酸が不足したことが原因で、流産や死産、子宮内胎児発育遅延などが昔から多かったとされています。

 

子宮内胎児発育遅延…胎児の発育が在胎週数に応じていない為に発育が遅れたと考えられること。

 

現在では、アメリカやカナダなどの諸外国の調査によって、葉酸を摂取することで神経管閉鎖障害の発症リスクを低減できることが分かりました。先進国のおよそ10ヵ国で葉酸を摂取することが推奨されています。
ただ、間違って認識しないでいただきたいのは、葉酸を摂取すれば障害のリスクが無くなるという訳ではないので、きちんと正しい知識を得ておきましょう。

 

・サプリ以外にも青汁からも摂取できる葉酸
葉酸は青汁にも含まれていることが多いです。葉酸サプリメントというのも現在では何種類も発売されているので、食事以外でも手軽に摂取することができます。葉酸サプリメントであれば、1日の必要摂取量を補えることができます。
また、青汁には妊娠中に葉酸と一緒に摂取することが望ましい、ビタミンCやミネラル、カルシウムなどが豊富に含まれています。
現在では飲みやすい青汁もありますので、試してみると良いでしょう。